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郷里思いし詩
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作詞 KUMA |
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さらば 我が街よ
夕日は遠く 沈みゆく
走り出す 列車の窓の冷たさが
育った街の温度を 残している
さらば 我が街よ
僕はこの街を 離れゆく
走り出す 列車の窓に顔を当て
育った街の温度を 確かめている
過ぎ去った時間
過ぎ行く時間
離れて行く
消えて行く
懐かしい景色
さらば 我が街よ
空は暗く星が 輝く
走りつづける 列車の喧騒に耳を澄まし
育った街の空気を 懐かしむ
さらば 我が街よ
僕は違う空の下へ 向かっている
止まりかける 列車の重力が
育った街の距離を 思い出させる
過ぎ去った思い出
走り続けた過去
離れて行って
消えて行った
あの街の風景
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