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さよならの2人
作詞 肉林檎
放課後、よく夕日をながめたね
2人は目を閉じ、明日の幸せを願った
暮れかかる青い空の色とオレンジ色の混ざったあの中間色の名前、2人で探したけん、見つからんかったね
なんだかとっても切ない色だから、私は突然泣き出しちゃって、君を困らせたね 
夕日のにおいが揺れて、私の心を震わせたから…

春になり、卒業しました 2人の終わりは案外、あっけないものでした
「お前が好きだけん、付き合ってほしい」
君の震えたあの声は、今も私の胸に響いて、私の心を
震わせるから…
まだ間に合うけん、2人が大人になる前にもう一度、
夕日を見に行かん?

桜が咲きました 2人でここを歩きたかった
桜吹雪の向こう側の未来には、何が待ってるんだろう
まだなんにも見えないね

「私の事好きだら?」なんて本当に無邪気に笑いながら、何回君に聞いたっけ?
ついこの前の事だけん、もうずいぶん昔の事みたいだら…

中間色の名前が見つかったに
それは曖昧で、切なくて、儚くて、とってもキレイだけん、「恋色」と名づけましょう
「単純なお前らしいら!!」とどっかで君が笑っているような気がして、泣いちゃったよ

卒業しました 2人の夕日は沈みました
「マジお前のこと好きだったけん…もうダメだら…」
子供のように泣いた2人は、今はもう別々の道歩いてるんだわ

大好きだったに 大好きだったに、君の事が。
「もう戻れないら?」 「わかってるよ」
「ばいばい」「ばいばい」
「夢で君が笑っていたよ」 「あの日のまま…」
『また、会えるら…』

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2003/06/17
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コメント ちなみにこの詩は方言が混じってます。読んでくれたら嬉しいな★そして、共感してもらえる部分があったら本当に嬉しい。卒業=恋の終わり、ってわけじゃないと思うけど、私はそうでした。切なかった…。
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