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優しさの涙
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作詞 緋芽 |
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あの言葉が私に与えた涙を
貴方はきっと
一生知らないんだろう・・・
望んでも手に入らない心
あの子は容易く掴んだのに
貴方はどうしてあの子なんだろう?
あの子はどうして貴方なんだろう?
『もしかしたら』
『ひょっとしたら』
くだらない幻想が
浮かんでは消えていって
虚しさだけが残った
あの子みたいに
素直でいられなかった自分
伝えたいこと
話したいこと
紡ぐべきことはあったのに
あの子みたいには笑えなくて
そんな自分が悔しくて・・・
大事だったの 二人のこと
大好きだったの どうしようもないくらい
失うくらいならいっそのこと
気持ちを隠す
それが私の選んだ道
貴方が私に与えてくれた“好き”は
意味の違う“好き”
私が欲しいのとは違う“好き”
私の気持ちを知った後でも
同じように笑えますか・・・・?
痛みを抑えた胸は激しさを増す
恋しい人を思い浮かべながら
空を見上げた
澄んだ蒼が私の視界を滲ませる
何も見えなくなる
まだ胸には君の優しさが突き刺さる
今も あの子に笑ってる?
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