|
|
|
狂、神様(ゴッド)
|
作詞 洲本かおる |
|
こんな 分厚いガラスのせいで
抜け出せられない世界なら
君と2人で駆け抜けるまでさ
傷なんて負うから価値がある
リスクも無い人生なんて 進む気無いんだ
音のない世界とかはちょっとイヤだけど
このまま 心もない世界に居座るよりは
十分満足に 生きてけるさ
さぁ これは長めの旅なんだから
慣れない靴なんて履かないで
ついでにそれも この世界への置忘れにしよう
僕らの 宣戦布告と一緒に
自分を殺して また作り直して
そこまでして生きていくにはウンザリしてんだ
君だってそうだろ?
どうせ人間変わるもんじゃないのに
だから悪いけど 僕は抜けるよ
この どうしようもなく 巡りゆく季節から
僕たちのことを どんな言い方をしてもいい
別に僕たちに支障はない
ただし 条件一つつけさせて
話したいなら話せばいいさ
こんな人間の話を 『狂人』でもなんでも
名前は任せてあげるから
ずっと永遠に 僕たちのことを語り継いでくれ
分厚いガラスは 別に透明なわけじゃないのなら
あんな世界が 映らないのに喜ぶよ?
ねぇ神様?アンタらの
エラそうな名前の中にエントリーしろよ
世界を敵にした 傷だらけの神が2人ほど
今ここに 誕生したんだから
名前は短くていいさ 覚えやすいやつじゃないとね
ここは 音のない世界だから
声は もう君たちには届かないけど
心で響かしてやるよ
この神様の神聖な地をね
|
|
|