|
|
|
夜の空しさ
|
作詞 RADIATION |
|
心の解体を手伝ってくれないか?
一人じゃ手に負えないんだ
病の侵食を促進してくれないか?
遅すぎてじれったいんだ
自分を傷つけることで
少なからず快感を覚えてしまったら
もう奈落の底へまっしぐら
元へは戻れないと覚悟する
でもそれだけじゃ
あまりにも味気ない
誰かを生贄にして
自分を奉るのはどうだ?
訪れない心の夜明けは
いつの間にかなくなっていたらしい
すでに戻れない状態になっていた
でも、そんな事はどうでもいい
夜の妙に湿った風が
胸の奥を突き刺す
薄暗い窓の外が
やけに空しく見えた
訳もなく飛び出した道路は
昼間の雨がまだ乾ききれずに
この視覚をも刺激し
脳の奥にまで隙間を作る
体全身を走る
弱く心地良い電流は
今の状況を
こととごく暗示している
|
|
|