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僕の行く先
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作詞 銀緒 |
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空(から)の器に放り込まれた 空の魂
ふわりとどこかへとんで行きそう 風船のように
ゴールのない毎日は ただ流れていって
しゃがみこむ ただ流されるのが悔しいから
強くなりたい 誰からも好かれたい
何かに盲目に なってみたい
夢中になってしまえば 何かを失いそうで
それが怖くて何も 追えないでいる僕がいる
望んでみては それから離れ 逃げていく
ただ生きている ほどほどの生活をしながら
夢も権利もあったもんじゃない 義務すらないのか
力尽きるまで走る 声枯らすまで叫ぶ
「ムダくさい」 哀れむ目か 嫉妬の目か
この手で掴みたい 生きる実感を
汚れた手でも 輝くそれを
背中を向け続けることなら 誰でもできる
目の前かくして歩くことも できなくない
でもそれじゃ 何を目指す こともできない
僕が歩いてられる時間は 限られていて
それは足音も立てず 近づいてくる
いつ追いつかれるか
逃げても得られるのは 恐怖心 でも
ただ何もせず 当たり前のように
それを迎え入れることは したくないんだ
時を忘れられるほど 満ちた何かを
見つけることは すぐにはできないだろう
それでも目を 閉じてしまえば それで終わり
何かを賭けても 守りたいものはありますか?
行く先に光る大きなそれは 見えますか?
限られた時の中で できること
僕の信じるものの待つ先へと 進んでいこう
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