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シリウス
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作詞 モトチャン★ |
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狭い道 ぶつかるばかりで
汚れた空気から逃げられず
幻覚に飲み込まれる毎日
星空も見えない位に 煙たい空間で
今日も死にそうで生きた 残りの命は少ない
最後までこの物語を書き続ける事はきっと出来ない
ねぇ、シリウス あたしに教えてよ
涙を誘う魔法を…
想って
鏡に映る瞳は色褪せてゆく
この身体が煙に変わる前に
シリウス あなたの声 もっと聴かせて
紺色で描かれた宇宙を じわりと滲ませて
月も星も溶かした暗い夜
ただひとつ 天狼の星は夜雲に隠れてしまったまま
なのに探す広い空間 会えないと知っていながら
放課後に必ず眺めた天体図鑑の冬の星座
ねぇ、シリウス ずっとそこに居てよ
どうか消えないで 行かないで…
愛して
鏡の中の世界はもう変わらない
夢で終わるはずのふたりの出逢い
あなたの胸の中でもう一度 泣きたい
傷も汚れもない心に浮かんだ姿も 温かい声も
最初から幻だって知ってたはずなのに
こんな現実なんて 信じたくないよ…
想って
聴こえる あなたの呼吸 鼓動でさえも
ふたりが恒星へと姿を変えても
シリウス 出逢った真実はきっと消えない
シリウス あなたの声 もう一度 聴かせて…
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