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許したい。忘れたい。
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作詞 888 |
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君はいつも通りだった。
私もその頃はバカみたいに君のこと大好きすぎて
疑いもせずに君と毎日毎日当たり前のように逢ってた
私たちは毎日一緒で ケンカしてもやっぱり一緒で
どうしようもなく好きで好きで大切だった
なのになんでかな。
なんでそんな大事なこと君の口からじゃなくて
関係ない人から聞かされちゃったのかな
それともその方が良かったのかな。
君はバカでへらへらしてるけど
肝心なとこは外さない、そんな人だと思ってた。
確かにあの子おかしいよ。
勝手に夜中に部屋に入ってくるなんて、
男なんてみんな…ねえ。
でもね、君だけはそんなわけないなんて思うなんて
どこまでもバカな私だね。
なんでかな。怒れなかった。
私が何もかも知ってること気づきもしない
そんな君の笑顔見たら涙が止まらなくなって
何も言えなかった。
責めたかった。
許せないって叫びたかった。
でも好き過ぎて責めることさえできなかった。
泣くことしかできなかった。
いつまでも泣く私に君は戸惑ってた。
君は申\し訳なさそうに私の肩抱いてた。
君に触れられるのを初めて嫌だと思った。
なぜかなんて言葉じゃ言い表\せない。
抱きしめて欲しいのに触れられたくないなんて
ワガママなのかな。
謝られたくなくて責められなかったのかもしれない
君に謝られるのは、ぶつかっちゃったとき。
チケット取れなかったとき。
バイト入っちゃって会えなくなったとき。
起こす時間間違えちゃったとき。
そんなささいなことだけで十\分なの。
まだ涙が止まらない。
前が見えない。君の顔も思い出したくない。
なのに君を責められないの。
何も言えなかった。
きっとこの傷は一生残る。
だって一番信じてた人だから。
でも君のことはもっと忘れられない。
だって一番大好きな人だから。
忘れるの。あんなことは忘れるの。
君の方が大事だから。
もういいの。だって私は君に招かれておうちに行くけれど、あの子は勝手に入ってきたんだから。
そう言い聞かせて忘れるの。
君を失うことが何より辛いから。
君を愛することがこんなに辛いなんて知らなかった。
許すことがこんなに辛いことなんて知らなかった。
でもね、私にはプライドがあるの。
君を誰よりも好きで、誰よりも毎日一緒だった。
だから忘れるの。
許すの。
なのにどうして一人で居ると 涙が止まらないのかな。
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