|
|
|
消えてゆく光
|
作詞 ゆきら |
|
雪の降る街を照らす
一筋の光
もうすぐ絶えそうな命があった
あたしは出会った
それは古びた街灯
必死に生きようとあたしを見つめていた
待ちゆく人々は
その命に気付きもせずに
ただ昨日と同じような生活を繰り返してる
不思議にあたしの眼だけは
命に釘付けになった
あたしは夜の世界を身体で感じてきた
あなたも見たくもない夜を眺め続けたのね・・・
『 ならいっそ楽にい逝けばいい・・・あたしが終わらせましょうか・・・? 』
あたしの問いかけにあなたは首を振ったように見えた
『 私は見たくない。暗い世界を。でも生きたい・・・こんな私を笑えばいいさ・・・。』
あたしと重なる気持ちをあなたは持ってた
ただ1つ違うのはあたしはこのまま夜を生きるなら『 死 』を望んでいたこと
だからあたしは足を止めたのかもしれない
次の日の同じ時間
その場所に命はなく
あたしだけが1人たたずむだけだった・・・
生きたいあなたが死んで
死にたいあたしが生きた
そうね
あたしはあなたの分も生きなきゃね・・・
|
|
|