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AとBの会話4 音楽と漫才の見事な融合(うそ)
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作詞 神瀬影光 |
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A「警官コントしようぜ!」
B「もうお前は、唐突の域を通り越して支離滅裂だな」
A「おまわりさ〜ん、おまわりさ〜ん」
B「もう始まってるしさ……。しょうがねぇな……。
どうしました?」
A「おい!クソ\おまわりが!」
B「なんだと!お前今なんつった?!」
A「すみません!ポリ公って言いました……」
B「訂正できてねぇよ!っつうかさっきより
悪いじゃねぇかよ!」
A「うるせぇな、郵政民営化の鍵は誰が握ってると思っているんだ?」
B「少なくともお前は何も握ってねぇよ!」
A「そんな事より大変ですよ!」
B「どうした?!」
A「お隣のCさんが寝てました」
B「知らねぇよ!っつうかくだらねぇ報告するなよ!」
A「真面目に云うと殺されてました」
B「ふざけてる場合じゃねぇよ!案内しろ!」
A「こっちですよおまわりさ〜ん!……、あはは、
こっちだよ〜、おいかけてごらぁ〜ん……」
B「普通に案内しろ!」
♪今日もお勤めご苦労様です
あなたのお陰で街は平和です
だからちょっとやそっとの不祥事は
堪忍しましょう 勘弁しましょう
…ってするわけねぇだろう!
A「この家ですよ。ほらCさんが倒れてる」
B「うわぁほんとだよ。血出して倒れてるよ」
A「あ、それトマトケチャップです」
B「ベタ過ぎるだろ!血じゃねぇのかよ!
じゃぁこの人なんで死んでるんだよ!」
A「正確に言うと寝てるだけです」
B「解決してるじゃねぇかよ!悪ふざけも
大概にしろ!」
A「犯人は……時にあなたの心の中にいます……」
B「どこかで聞いたことあるようなセリフ云うなよ!」
A「優しさは……時に人を傷つけます……」
B「何良いこと云ってんだよ!っていうか何も
ないなら帰るよ俺は!」
A「ふざけんなよポリ公が!」
B「なんだとてめぇ!」
A「あ、いやそのポリ袋が……」
B「苦しい言い訳すんな!」
A「帰らないでくださいよ〜おまわりさ〜ん。
実はこの間怖い事があったんですよ〜」
B「なんだよ今度は」
A「昨日公園にいたら知らないおじさんが、
僕にすごい剣幕で怒ってるんですよ」
B「それは怖いな。何があったんだよ?」
A「原因は全然分からないんですけど、タバコの
火をそのおじさんの首元に押し付けたのが
何か関係してると僕は睨んでるんですが……」
B「思いっきりそれが原因だよ!最悪だな!
それは怒られてもしょうがねぇよ!」
A「警察を呼ぶぞって云われて……」
B「ははぁ、それで問題になっていると」
A「とりあえずクロロホルムで眠らせて、ここに
寝かせているんですけど」
B「そのおっさんCさんじゃねぇかよ!ここで
寝てるのがCさんだろう!いい加減にしろ!」
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