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傷
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作詞 きなこ |
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この傷が
消えちゃう前に
どうか 、
帰ってきて... ?
遠くで 蝉がないてたね
少し 風のある 、 涼しい夜だったね
10:00
うちの近くの小さいプールの前で 待ち合わせして
あなたは 親に内緒で
自転車とばして
汗かいて
息を切らしながら
来てくれたね
「 しばらく 会えないから 」って
私を後ろから抱きしめてくれて
やさしく 、 つよく
キスしてくれて
「 帰りたくない 」って言う私に
「 帰らないでいいよ 」って
冗談かもしれないけど
言ってくれて
本当に 本当に 愛しかった...
あなたとだったら
こんな草が生えてる道でも
一緒に寝てたいって思うよ
あの夜
あなたが 私に 付けた傷
キスしながら
私の唇を 小さく噛んで 付けた傷
少し ヒリヒリするよ
それを感じるたびに あなたを思い出すよ...
あなたは 今 遠いところにいるけど
それでも 、
この傷は あなただから
この傷を舐めるたびに
あなたを近くに感じるよ
だから 、
この傷が 消えてしまったら
私は
本当に一人になっちゃうから 、
どうか 、
この傷が消える前に
帰ってきて... ?
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