|
|
|
見えない星
|
作詞 鈴虫 |
|
真夜中の星空が僕を見つめていたんだ
君の声が聞こえたから椅子から立ち上がった
屋上に続くはしごをゆっくり登っていく
君の隣に腰掛けて「寒いね」と語った
毛布で体を包み雲が晴れるのを待った
新しい望遠鏡を取り出し組み立てた
見えない星はまだ僕には見えた
見えないはずなのに僕には見えた
君の隣にいたからだろうか
僕の肩に頭を掛けて・・・・
大きな声で叫びながら小道を走っていく
今にも倒れそうで、息を切らしながら
星空は黒で曇り何も見えなくなった
後ろにいる君を見て泣いていたんだ
記憶を無くしたくて頭を壁にぶつけた
黒い空は僕のことを見てくれなかった
見えない星は僕にはもう見えない
見えていたはずなのに僕には見えない
もう一人しかいないからだろうか
胸の中の星が消えた・・・・
もう一度だけでいいから
夢の中でいいから
星を見つけさせてくれ
見えない星をもう一度だけ探したい
たとえこの身が朽ちようとも何があっても
まだ星は生きているんだから
もう一度星が光った・・・・
見えない星をまた二人で見たんだ
屋上からではなくもっと近くで見たんだ
|
|
|