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E・N・D-200Xの空-
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作詞 say |
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枯れ果てた 花の涙に 願いを込めて 空へと放つ
終わりの近付く中で 僕が求めるもの… 君だけ
胸の中で踊る炎に 体を焦がされた 僕は
視界に拡がる赤い絶望に そっと接吻(くちづけ)をする
頭の中で響く声に 突き動かされるままに
窓の外の景色を見ている 君に逢いに行く
あぁ 死の運命(さだめ)にあるものは皆 この残酷な空を見てるのか
もうすぐ夜になるというのに 悪戯な太陽はまだ沈んでくれない
花の棺桶の中で 終わりを迎える僕に
氷の悪魔が その眠りを妨げる そっと微笑むように
ただの人形となる 運命(さだめ)を抱いた僕は
君の心を模した 花の冠を持ったまま そっと目を閉じよう
舞台の上で生きる天使が 剣(つるぎ)で討たれ死ぬように
白い地獄へ 黒い翼で ずっと飛んで行こう
あぁ 愛すべきものを持つものは皆 涙で霞んだ空を見てるのか
もうすぐ朝日が昇るというのに 出来損なった月はまだ踊り続けて
あぁ 死の運命にあるものは皆 この神聖な空へ旅立つ
もうすぐ世界が終わるというのに 泣き虫な神様はまだ雨を止めない
花の棺桶の中で 終わりを迎える僕に
氷の悪魔が その眠りを妨げる そっと微笑むように
"君に逢いたい"と泣き 鎖を千切った僕は
君の姿を模した 淡い硝子を胸に立て そっと目を閉じよう
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