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アメリカン
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作詞 hibari |
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小さなホテルの部屋で襲われた感覚は
うすいうすいアメリカンに溶けた角砂糖
白昼夢の煌々
忘れようとしても瞼の波打ち際に浮かんでは消え
色あせたバンダナにつつんで捨ててしまいたくなる
私のほほにふれないで
愛してくれないのなら抱かないでね
さみしいの
答えを聞かせて
じらさないで
私はあなたを抱きしめたいの
初めて見たのは教会のオルガンの前で
恍惚とそれを眺めるあなたの目に
しびれる想いがした
忘れようとしても頭はまるでアフリカの草原のよう
なにもない平野にぽつんとあなただけが立っている
私のほほにふれないで
愛してくれないのなら抱かないでね
苦しいの
空をとびたいよ
じらさないで
私はあなたを閉じこめたいの
恋を失うつらさだけが私を強くしたんじゃない
真ん中を漂う曖昧さが私の首をしめつける
私のほほにふれないで
愛してくれないのなら抱かないでね
さみしいの
答えを聞かせて
じらさないで
私はあなたを抱きしめたいの
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