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親父
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作詞 オーレ ツカボン |
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いつからこんな風に なってしまったんだ
親父は昔はよく 俺と遊んでくれた
それなのに……
それなのに……
今の親父は 俺を無視している
いや 俺が無視しているのか
分からない……
分からない……
ある日親父と 喧嘩した
他愛もない事で 喧嘩した
俺はとっさに
「うるせえよ!!馬鹿が!!!」
と言った
その次の瞬間 俺は床に倒れていた
俺はそのとき 初めて分かった
無視していたのは…俺だったんだ
親父の張り手は痛かった
だけど親父は
もっと痛みの強い思いをしたんだ
親父を無視すること
それは…最も身近な人を無視すること
それは…この世が
自分独りだけになってしまうのと同じだ
それだけは嫌だ
それだけは嫌だ
そうなりたくない…
そのとき
何かが俺の頬を伝った…
俺は今
散歩をしている
一番身近で大事な…親父と
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