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耳に残るあなたの声 残留幻聴
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作詞 幾春 優梧 |
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そっと手をボクの手の上に重ね
耳元でささやくような
甘い声
触れた部分が暖かくて
崩れる防御本能\
見つめる眼差しは遠く
黒く輝く夜空の果てに
伸ばす手
届かないと知っていて
消えていく砂
あなたからもらった確かなもの
溶けてゆく宝物
愛した人を失くすことで
0の渦に同化した
旋回する水
螺旋の水
歪曲する水
届かないと知りながら尚も愛し続けた
正しくない愛
でもこれが真実
受け取ってくれないと知りながら尚も愛し続けた
認めたくない愛
でも見出せない希望
信じ続けたくて
堕ちていくと知りながら尚も愛し続けた
切なく儚く朽ちていくのを
この目で見届けたのに
それでもボクの中にある愛が正しく真実であることが
唯一の
愛
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