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生命 〜輝かない命〜
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作詞 羂鬼 |
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ここに一つの生命がある 輝かない命 自分の命
死んでも輝いたりはしないけれど でも追いかける夢があるんだ
みんな眩しいぐらいに輝いている 羨ましいけれど
もう手遅れだから 輝くことは出来ないんだ
諦めた その選択が人生を左右した
道には沢山の水溜り 泥だらけの靴はいて歩いてる
この先に 夢がある 追いかけていた夢がある
生命 輝かない命だって やれることならいくらでもあるさ
輝く必要なんてない 追いかけるものさえあれば
無数の生命が 光っているけれど
それに誘われて 一緒に光る命もあるけれど
自分の意思で道を決められる その喜びがあるから
いくらあるいても 辿り着かない 気づいたのはいつだろうか
泥まみれの命は 叫んだ 初めての涙流しながら
だけど 一歩ずつ 歩いている 輝いてはいない
すぐ横の道から 石が飛んでくる 頭に当たる
涙と一緒に流れる血は輝いていた
それは 初めて輝いた瞬間でもあった
理由はわからないけれど 嬉しかった
生命 水溜りはなくなって 希望の光が輝いたのさ
輝く必要なんてない 追いかけるものさえあれば
そんな風に思ってた 輝いてた
ただわがままを自分の意思だと偽っていたんだ
自分の命が美しく輝ける その喜びがあるから
今まで追いかけていた夢は小さくて
恥ずかしいぐらいに小さくて
もっと遥か彼方 もっと大きな夢を持とう
そう決めた わがままじゃない
自分の意思がそう決めた
今じゃ誰よりも輝いている
どれだけ歩いただろうか 覚えていない
あの時 輝かなければ 今ここにいない
どうしても輝きたくはなかった頃の思い出は
どんな思い出よりも輝いていて
それが人生 生命 輝かない命・・・・
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