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ひとつの水
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作詞 なちょ |
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なぞってみたら遠いとか
触ってみたら脆いとか
そんなことで崩れ去るのはあたしの心くらいね
最初の雨があたしの鼻の下にひっそりと落ちた
乾いた音なら鳴らせると胸を張って
あなたの弱い気持ちに気づいてあげられなかった
傘の下で小さく漏らした溜め息と
顔をあげたあたしの目で何かが変わるの?
溺れたいのに覗き込むのは怖いとか
ひっかけた足に愛しさを繋ぎ合わせたり
悲しみも悩みも作ったあなただからよ
叶わない願い 最初で最後のあたしの願い
時々見せる表\情が幸せと笑った
背中だってあたしにとっては全てが愛しい影
靴だってあなたの上に重ねてみたい
喋ったならあたしに囁いて 耳元で深く
ただひとつ ただひとつよ
涙の先にあたしが指差せるもの
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