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野球少年
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作詞 あさき |
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大きな歓声の中
君が走り抜ける
なま暖かい風が
あたしを包んだ
甲高い音と共に舞う砂
汚れたズボンが目立つ
君を目で追っていた夏
もう最後かもしれない
この場所で人を好きになるのは
この試合でもう最後なんだ
君がこのベースを走り抜けるのは
君が誰よりも輝いている
君の存在が光に見えた
熱くなるこの気持ちを恋だとも知らず
君を目で追い続けていた夏
涙を流しながらボゥシを外して
君が前に一歩踏み出した
力を込めて握手する顔が
負けてるなんて気づかせなかった
この場所に君が立っていて
この時間を君と過ごせていて
そんな事が今はすごく大切だと思えた
大きな歓声の中
まじった涙の声が
熱い光と共に
君に注いだ
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