|
|
|
魚のうた
|
作詞 U |
|
イチかバチかの人生最大の大勝負は見事なまでの大負け
教室の隅で声あげて泣いた
気合入れまくりでセットした髪はもう雨に降られてくずれてる
似合いすぎて笑えない
今日が終わって明日目が覚めたら このいたみもおもいも消えてなくなっていればいいのに
確かに好きでその気持ちに嘘は無く
うずくまっている今でさえ愛しくて仕方ないんです
人の気持ちなんて分かり合えないものだから、あたしの想いが届いたかどうかはわからない…
「気まずくなりたくない」優しい愛しい君は言う
「うん」「うん」「うん」何度もうなずくあたし
明日も明後日も時は続いていくけれどあたしはどんな風に君を見ていくのだろう
泳ぎ方を忘れてしまった魚は水槽の隅で笑いながら涙を水に溶かした
君はうそつき ずっと見ていたあたしにそんな安い嘘は通用しない
どうせなら突き放されたほうがずっと楽だわ!
あたしのスピードでは君には追いつけないんでしょう?
終われない愛があたし自身の胸をさす
逃げ出せないよだって水槽は狭い、逃げ出せないよだって同じ時代を生きてる
確かに好きで口だけじゃないんです
これからもずっと愛しくてたまらないんです
君はうそつき ずっと見ていたあたしにそんな安い嘘は通用しない
「好きだよ…」
降りしきる雨のせいで自分で言ったその言葉さえ聞こえない
雨の日・ふるえた肩・合わない視線・言った「好き」
忘れないで
|
|
|