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ナキモノ
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作詞 櫻木 煉蒔 |
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暗い夜道を不機嫌な顔で歩いたよ
少し眉を吊り上げて、眉間にしわを寄せて
思いっきり不細工な顔だって分かってる
理由はただ一つ探し物が見つからないから
痛いな舌を噛んじゃった
痛いな小石に躓いた
どこにあるんだろうと思いながら
どうでもいいことも考えてる
暗い夜道を不機嫌な顔で歩いたよ
拳をぎゅっと握り締めてそこらの小石を蹴って
どうしようもない馬鹿な行動だって分かってる
理由はただ一つ大事なものを見逃したから
だるいな足が重いじゃん
眠いな目が霞むんだけど
頬を叩きながらふらふらして
時折電柱にぶつかってる
暗い夜道を不機嫌な顔で歩いたよ
頬を膨らまして掴んだものを投げつけて
あほらしい思いだって分かってる
理由はただ一つ大切な思いを忘れたから
今はまだ見つからない
けどきっと見つけられる
遠い遠い記憶を辿って
遠い遠い空の彼方まで
この手で確かなものを掴むまで
暗い夜道に光が射すまで
その後もずっと胸を張って歩けるように
空をかくこの手に重みを感じる時まで
この背に背負ったいろんな思い叶えるために
僕はまだ不機嫌な顔
夜道はまだまだ光を知らない
探し物はいつも近くに
失くした物はいつも瞳の中に
消えた思いはいつもココロに
気付くのはまだまだ先の話
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