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モラトリアム
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作詞 唯知 |
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すれ違って行く人 覚えられない 顔
自分の笑っている時 演技さえ判らない
不自由の中で自由を探す
何処にも在りはしないのに
連れてって頂戴
理想の倫理の向こうへ
連れてって下さい
其んなモノが在るのだとしたら・・・
歯車の一端 今日も巨大な何かが蠢く
平和の仮面をした街が 今日も行く
異なったものを探し、成る
外れは嫌だと言ったのに
曇天を見上げても 何も無い
唯、其れは抜けてはいない、部屋のように
青空を見上げても・・・
群集の中で自分を探す
見つからないので無駄な事
後ろの扉が開けたくなるだろう
其れは来た道かも、行く道かも知れない
自由の中で不自由を探す
探す事に取り付かれた不自由
探す事を許された自由
今日、誰かと出遭う。
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