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白ワインと名乗る理由
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作詞 chablis |
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皆はこう呼ぶ現実主義者(リアリスト)
だからこそ求める清らかな夢を
せめて文の世界で眠れるように
甘ったるい白ワインは
人を酔わせる甘い愛
そんな愛を求めるから
僕は「chablis(シャブリ)」
それは子供には少し苦くて
それは大人には少し甘い
透きとおった綺麗な色は
僕には少し美しすぎる
微かに香るその甘さは
人を誘うには十\分すぎて
ひとくち ふたくち
味を楽しむ飲み方は
少し幼いキスのように
唇を拭うその舌は
少し深いキスのように
皆はこう呼ぶ理想主義者(アイディリスト)
だからこそ受け入れる清く汚れた現を
「chablis(シャブリ)」じゃない僕が生きるために
夢から覚ます赤ワインは
人を酔わせる辛い努力
そんな努力はしていないから
「chateau latour(シャトー・ラトゥール)」とは名乗らない
もう少しだけ甘い夢に浸っていたいから
僕は「chablis(シャブリ)」
いつか夢から目が覚める その日まで
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