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夜回り先生
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作詞 黒翼色 |
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深夜0時を過ぎの暗い街 動く影がちらほらと
袋を持った若者 リストカットをする女
大きな切り傷が多く痛み出しそうな顔をする
暗い街を多数の若者が彷徨い歩いている
何を見つめ何を探し何を求め何を手にしたいんだ?
一度この世界に入っても苦痛は一生とれはしない
苦痛からの脱出を求めてこの世界に入った若者たち
全員が不正解の世界へと足を踏み入れてしまった
正解の世界なんて存在しない 苦痛は共に歩むパートナー
生まれたときから見えないパートナーはここにいた
消そうにも消せない傷跡 もう戻れない世界
狂ってしまった頭 呂律がまわらない口
何を喋っているのかわからなくなってしまった自分
夜回り先生は病と戦いながらこの子たちに救いの手を差し伸べる
弱弱しい手を優しく差し伸べ何があっても笑顔で接してくれた
何かあったら本気で怒ってくれた一緒に泣いてくれたりもした
親は見捨てた 手に負えないと言って助けを求める子供を捨てた
昔のような優しく温かい笑顔は消え恐ろしく冷たい顔しか見せなかった
我が子を見ているのに捨てられたブリキの人形でも見るかのように
鋭い眼差しで『貴方はもう我が子じゃない』と語って消えてしまった
自分が悪いことくらい夜回り先生のおかげでわかってる
でも、消えないでよ 捨てないでよ そばにいてよ 嫌だよ
夜回り先生だけなの? 救いの手を差し伸べてくれる人は
どうすればいいの? このまま苦しみ続けて果てればいいの?
ワカラナイヨ ドウスレバイイノカ タスケテ スクッテクダサイ
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