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マイクスタンド
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作詞 Small cat |
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いつも下手なギターばかり弾いて
勉強もろくにせず
バンド組めばお前の歌声が
校舎中に響いた
学園祭は皆の前で歌うとか
勝手にわくわくしていた
自分に才能があると言い聞かせて
まいにち夜も歌った
聴いてくれと皆に届いた
その歌声には何かがこめられていた
そりゃアイツのこと変な目で
見つめる奴もいた褒める奴なんていないだろう
勝手にマイクスタンド使いこなすお前は
夢の上流気流にのって歌い続けた
不思議に思えた視線も俺から見れば
皆見方に見えてしょうがなかった
ギターの弦は切れて
横に倒れるマイクスタンド
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