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ヒール
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作詞 白雪 |
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春になって 高校生になって
初めてヒールの高い靴を履いた
いつも見てる世界とは違った世界みたい
身長が高くなった分 景色も変わった
それが嬉しくて 新鮮で
毎日ヒールの高い靴を履いた
長いこと ずっと背伸びをしてた
足が痛くなっても その靴を履き続けた
早く大人になりたくて
もっと違う世界が知りたくて
似合わないヒールの靴を 無理して履いた
そのうちヒールにも慣れてしまった
見慣れた景色 背伸びすることにも慣れて
大人らしく振舞うことが当たり前になった
まだまだ子ども だけど大人に憧れて
もっともっと背伸びした
この前 久しぶりにスニーカーを履いた
長時間歩いても疲れない
素足で歩いてる気分になった
大人になりたかった私
背伸びをし続けて 大人になろうと努力した
だけどヒール靴よりスニーカーの方がよく似合う
そんなことに気がついた
たまには子どもらしくしたい時もあるし
背伸びしっぱなしじゃ疲れるばかり
そのうち自然に大人になるのなら
今はまだ子どもでもいいのかな
ヒール靴しまってスニーカーに履き替えた
背伸びはもうしなくていい
ヒールの高い靴は
私が大人になる頃までしまっておくよ
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