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合わせる
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作詞 黒翼色 |
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手と手を合わせてごらん?
感じるでしょ?二人の鼓動が
温かいでしょ?二人分の体温は
冷たくなった心もゆっくりと溶け始めた
それは消えかけた炎が再び点るような
大きな氷の塊が溶けるような温かさ
何もかも溶かしてしまいそうな温度
熱くない それは優しさを持った温かさ
全てのモノを抱擁するような
涙をも包み込んでしまうようだ
シワとシワを合わせるように
そっと手と手をそっと合わせる
母のような温かさ父のような優しさ
ほろ苦い懐かしき涙の味がした
忘れかけていたものばかり
記憶の中に甦ってくる
温かい涙は頬をつたい掌に落ちた
乾ききった瞳から流れた一粒の涙
枯れてしまった水分が甦ってる
不思議なことだなって笑ってみる
唇と唇を合わせてみると
甘く綺麗な味が口一杯に広がった
初めての味 これはまるでチェリー
甘くすっぱくそして綺麗な味
同じ味は二度と味わうことはないでしょう
それがたとえそれが君だったとしても
きっとまた違う味に出会うことでしょう
手と手 唇と唇 合わせると甦る記憶
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