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人形
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| 作詞 さらさ |
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暗い部屋で膝を抱えて全てに涙する
耳に痛い程の静寂が心地よくて
私は独りの道を好んで歩む
「ダレヲシンヨウスレバイイカワカラナイ」
あの日誰かに言った言葉が響く
満月の灯りも星の煌きも
私を独りだと確認させる
孤独の心を従えて
涙で歪んだ魔物が住む
「アイノコトバナンテシラナイノ」
愛されたいとも願わずに…
全てを見下ろす傍観者のように
私の心は何処かに置き去りにして
盲目の日々に歓喜して
耳を塞いで 私は現実に嘆く
「コンナトコロジャイキレナイ」
なぜ私はここにいるの？
「ココハワタシノイバショナノ？」
息も出来ずに今という現実に溺れて死んでいく
ダンスも上手に踊れなくて
私の足は血まみれで
痛いことにも気づかずに
足が壊れていく様を
心が壊れていく様だと嘲笑う
「コワレタモノハナオセナイ」
そんなことは知っている
だって直そうとも思わない
「コンナトコロジャイキレナイ」
「アイノコトバモササヤケナイ」
「ダカラワタシハイクノ」
「ワタシガワタシニナレルバショヘ」
「ソラノムコウノスベテノアオサヘ」
「ラクエンハモウモクゼン」
「ヤットイマニカイホウサレルノ」
人形は自分のために生きたいと願う
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