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恋しさ
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作詞 0328 |
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今日の夕暮れに久しい友人に会った
すっかりと顔立ちが変わって
あのころの面影はなかった
二人で駅まで一緒に帰った
二人の影は大分長くなっていた
久しぶりなせいか話が弾んだ
でもあの人のことを話し出した
「あいつと連絡をとっているのか?」と心配した声で
駅に着いた頃にはもう二人の影はなかった
もう日は暮れ友人とは反対方向の駅へと向かった
ホームで電車を待っている時間が長く思えた
忘れたはずなのに友人に言われてキミを思い出す
あの頃の私達は将来について語ったよね
永遠に二人一緒にいられることはないと
わかっていても
久しく会った友人に言われたからだ
こんな風にキミのことを思い出して
過去に振り返っているのは
だから だから
泣いているのは友人に会ったから
キミのことを思い出したからじゃない
この胸を苦しくさせているのも
きっとそのせい
電車はもうとっくに駅を去っていった
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