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キャベツ
作詞 さーちゃん
ふと見たらすっきりしない曇り空
あたしを表してるわけじゃないけどね
この街はみんなこの天気なんだし

家の中ひとりぼっち
寂しくはないけどツマラナイ
ひとりのご飯はダラダラ長引く
まずくもおいしくもない 味気ない

台所でキャベツを刻む あなたのことがなぜか浮かんでくる
破片が足元に落ちる
炒めてしまえば、そんなの無かった事になる

燃えるような恋じゃなかったね
いつのまにか恥ずかしさに包まれ隠され
想いは色褪せる 桜色が黄緑になって
小さくうずくまったまま
まだここから歩き出せてない

何か具の足りない炒め物
あなたの欠けたあたしみたいだ
どんな調味料つかっても
なにか抜けてしまったようで

台所でキャベツを刻む あなたのことがなぜか浮かんでくる
破片が足元に落ちる
炒めてしまえば、そんなの無かった事になる

そんなの、無かった事になる

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公開日 2005/04/01
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コメント 食べ物の詩、ではないです。やっぱり恋の詩です。
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