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シャイな彼
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| 作詞 鈴乃 |
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あなたと付き合い始めて 半年と17日
うれしくてうれしくてがんばって数えちゃったよ
今日は私の誕生日あなたは気付いてくれているかなぁ・・・
プレゼントは何だろう？
・・・そういえば、あなたに私の誕生日教えたっけ？
あなたと私はおんなじクラス
あなたはいつも遅刻ギリギリでくるよね
いったい何をしてるんだろう？
今日もチャイムと同時に到着
私、あなたが先生におこられないか
いつもハラハラして見ているよ
朝、私たちは、目が合うだけで
「おはよう」
ってあいさつしたことがない
よくテレビやマンガにある
秘密のお付き合いってやつをしてるカラ・・・
学校でしゃべれなくても 全然平気だよ
やきもちだってやかないもん
なんたって、あなたは
シャイ だから
あなたはシャイだから
あなたから女の子に話しかけないし
女の子から話しかけられても
ちょっと冷めぎみだもん
あなたはかっこつけ
バスケとかですごい技しちゃうんだけど
たまに失敗しちゃって
メチャクチャ恥ずかしがっているよね
みんなは笑っているんだけど
私はすごくすごくかわいいな・・・って思えて
大好きなんだなって
再確認
放課後 うちのクラスの男子は
教室のすみっこに集まって 恋バナ
あなたは全然
恋バナに興味ないコト知ってるよ
でもね 半年と17日前から
あなたはその恋バナに参加し始めたの
それを見て
すごくすごくうれしくて・・・・
それから私も
放課後残って友達と話してるフリしながら
あなたの声 探していたよ
今日も友達と話してるフリして
あなたの声探してたら
なんだかあなた
ソワソワして
こっちをチラチラ見てる
やっぱり話し聞かれたくないのかな・・・
私教室にいちゃいけないの？
私の心は不安で
いっぱいになっちゃった
どうしよう どうしよう
あなたをおこらせちゃった？
どうしよう どうしよう
はやく教室からでなきゃ・・・
「なにやってんの？」
突然後ろからあなたの声
びっくりした・・・
全然気付かなかったから
「ちょっと来てくれる?」
って言って私の手首をつかんで
なんで なんで
「みんなに秘密にしよう」って言ったの
あなたじゃん
なんで なんで
・・やだっ・・・みんなに見られて
恥ずかしいよぅ・・・
あなたは顔を真っ赤にして
男子の恋バナのところに私をつれていって
私が誕生日に一番ほしかったものをくれた・・・
「こいつオレの彼女だから」
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