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日曜日の夜11時過ぎ
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作詞 雑草 |
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リビングで家族が平和を訴える番組を観ている
俺は一人自分の部屋で携帯片手に彼女と他愛の無い話
まるで何も関係ない顔して
今日が明日に変わる直前まで笑い明かす
通知表の社会(歴史)は最期まで普通以下
世界に興味も示さず母国の歴史の時間には頬ずえついて
チャイムがなるまでいびきもかかずに眠りつづけた
どっかの広告に書いてあったよ
「明日食べる物の心配できなくなったらおしまいだ」
俺はどうだろう? 彼女はどうだろう?
皆はどうだろう? 世界はどうだろう?
......そういえば小中学校の時よく給食残したよなぁ......
口先だけなら何でも言えるさ
「愛してる」「世界平和」
その時、その瞬間で俺は何が出来るだろうか?
リビングで家族が平和を訴える番組を観ている
今の俺に出来ることは無いだろうか?
来週の今日に共に平和を願うことだけだろうか?
口先だけなら何でも言えるさ
心の底から誓っていないのならただの言葉でしかない
幾人の人々が嘘吐きものか?
地の下で眠るモノのことなど忘れ
地の上で何も知らず学ぼうとせず笑いながら
また今日を過ごす
...俺もその一人......
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