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慈しみ。
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作詞 椎茸まゐ |
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感情が巡り回って
モトに戻りたがるものだったりするんです
女の気持ちって本当
貪欲で我侭なんだよ
滲みゆくオレンジな空に
もの欲しそうな心達が
疼いて疼いてどうしようもなくなったりするんだね
あたしは此処からいつも転ばぬ様に曲がって見るだけ
ただこの身体の為だけに
慈しむその手にはもう飽きたの
『澄みきった空気の中なんて
嘘の様で好きじゃないの』と言う
其処まであたしは大人じゃないから
けれど一人で立っている
こそばゆくて甘いものは
稚拙な本能なんかのせいで
妄想癖な果実は踏み潰したら目の前がくらんだ
あたしは此処からいつも立ち止まって動かない様に
ただこの身体の為だけに
望んだら其処でリセットを頂戴
くすんだ蒼いガラスを砕いて
抱きしめれば良いんじゃない?
じれったい暗闇でも我慢できて
ただこの世界というものは
耳を噛む君の仕草と似ている
あたしは此処からいつも転ばぬ様に曲がって見るだけ
ただこの体のためだけに
慈しむその手にはもう飽きたの
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