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色
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作詞 鐸 |
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痛みに触れてください
そっと慰めてください
突き放してください
孤独にしてください
裏切られた心の傷跡は
消えることは無い
けれどこの手のひらで
その傷を癒してあげる
晴れた空は青すぎて少し眩しかった
小鳥の囀りは僕には良く聞こえなかった
今の僕には何もかもが大きすぎる
小さなことしかできない
大きな心は持てない
誰かを助けることもできない
こんなに近くにいるのに
僕にはなぜなにもできない?
なにをしたい?
なにができる?
傷ついた心の分だけ
生きる希望をなくして行く
コンクリートの隙間に
花が咲いていた
色鮮やかなこの花を
僕は見た
もっと色を見たいと思った
君がいなくなってから
世界中の全ての色が消えた
何が起こった
君がいなくなった
どうして
僕の力不足
精一杯地面に立って
一歩一歩前に進む
後戻りは出来ないけど
進むことはできるから
きっと素敵なことがある
未来を信じて
君の思い出と
僕の心の傷を
封印して
世界に色を取り戻しに行く
僕の生きる明日を信じて
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