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レクイエム・ポイントオブノーリターン
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作詞 ゆめの |
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君が最後につくった曲は
明るすぎて哀しい曲
君はこう言った
「あたしはね 曲を作るのが
何より大好きなの
だからこの道をあきらめるのは
あたしがあたしとして
それを選んだときだから」
僕は「また明日」と言った
だけど君は言わなかった
ただ一言僕に
「バイバイ」と言っただけ
あぁ なんでそのとき 僕は
君の事を 引き止めなかった?
どうしてさ 君は一人で
限界を 迎えたのかな
その道を 選んだことが
君にとっての 最良なの?
曲を作る事で 笑顔だったのに
君は今 白い顔で 意識も無く
そこに横たわっているの?
ひとつ 失うことで
こんなに哀しいなんてね
僕は君より弱いんだね
「まだ死ぬのは怖い
君はただ 曲作りのために
独りで迎えたことを
僕は君のために迎えるのが
出来ないんです」
君の言葉を思い出したよ
「曲作りがすき」それだけの言葉
でも 何より君の心を
表していた言葉だね
ねぇ 僕はどっちを選べば
ねぇ 君の為になるのだろうか
何でまた こんな風にさ
君は僕の前でそうして
白い顔 表情は無く
選択をせまるのかな
最後の曲はとっても
明るすぎて 僕は泣いたよ
れくいえむ
君の作った最後の曲は
場違いなほど明るすぎるよ
この場でかけた その曲は
皆の表情 曇らせた
明るすぎるその曲に
送られるのが 君の願いだと・・・
僕に君が言っていたよね
こんな風に明るい曲で
送られたいから 作った と
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