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がれきのエデン
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| 作詞 月猫 |
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色をなくしたがれきの街
ここはエデンのなれの果て
灼熱の太陽だけが
惜しみなく光を注ぐ
いくつの昼を いくつの夜を
死に絶えた街は見てきたのか
汚し尽くした本人たちは
責任も取らずに消え失せた
残された街は今もまだ
朽ち果てることさえできはしない
灰色の空からこぼれ落ち
街を覆う雪でさえ
空や街と同じ色
薄汚れてくすんだ灰の色
いくつの夏も いくつの冬も
街をなぐさめてはくれなかった
荒涼としたこの街にも
わけへだてなく時は流れる
いるはずもない誰かを探して
冷たく乾いた風が哭く
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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