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不揃いの唄
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作詞 ロク |
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何マイルあるかも曖昧な遠距離
繋ぐ電話も話し中らしい
切なる時計は進んでく
僕はせまい部屋で待ち侘びる度
君の話し相手に不安募り
よくあるラブソングを思い出す
唄の中での恋人は
離れていてもハッピーエンド
その物語を
信じてみてもいいの?
そして夢の中へ
この部屋のどこを探しても
愛の面影はなくって
孤独に抱きすくめられていた
もう好きな時に 好きな様に
好きとは言えなくって
不揃いのアルペジオを奏でるだけ
数光年先に輝く1番星
たぶん君は見ていない
こんなに辛い思いは何故
渇いた声で歌唄い
冬の色に溶けていく街
よくあるラブソングも忘れてしまって
涙の止め方は知っているけれど
上手く笑えていないだろう
まだ電話の先で
誰かと笑っているの?
やがて星は消えた
自転車に乗って 午後6時
再びさよならの轍に寄ってみた
あの日君は
宇宙みたいな瞳から
数え切れない流れ星
幻じゃなかった想い出を拾った今
なおさら逢いたい 抱き締めたい
目を伏せたハッピーエンドを心のキャンバスで描いていた
そうさ
この部屋のどこを探しても
愛はかくれんぼするけれど
黄昏れに打ちひしがれはしないよ
もう好きな時に 好きな様に
好きと、言える勇気を手にした
話し中の君
星を見ていない君
すべての君を信じてみせるから
閉ざした心から抜け出して
お互いの未来を照らし出そう
Oh,so I do believe.
未だ君は電話中
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