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虹
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作詞 * Rebel~アリトル~children * |
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1. 虹
雨上りの上溝駅で 君と僕は2人きり
後5分後にはきっと 満員電車が来るよ
蒸し暑い車内に 刺激的な見出しの広告
それには目をそむけて 君の手を握るんだ
電車を降りて 階段をのぼって 出口へ向かう
出口の先にある 古い歩道橋 渡って行こう
錆びた歩道橋だって 君と渡れば虹になる
君も同じ事思ってくれればいいけど
まあとりあえず渡って 映画館にでも行こう
水溜りに写る顔見て「あはは」って笑うんだ
錆びた歩道橋だって 君と渡れば虹になる
今でもそんな事思ってるんだけど
まあとりあえず笑って ごまかして渡ってみよう
ちょっとこの歩道橋滑るんだけど
何とか手をとりあって渡って
水溜りに写る顔見て「あはは」って笑うんだ
2. 2004年、秋
ひとりぼっちで歩いてた いくつか木の見える道を
ポケットに手を入れて歩いてた
2本目の木は揺れてた いくら寒いと叫んでも
僕は気にもとめずに
商店街まで後5分 なんか冷たいこの景色に
僕が1人溶け込むのもいいかな
温かい車の中より 電線にとまる2羽の鳥が
なぜか僕には温かく見えてしまうんだ そうだろう
1人よりは2人の方が温かいだろう
ひとりぼっちで歩いてた 商店街の右の道を
ポケットに手を入れて歩いてた
2つ目の信号は赤で 「早く早く」と願ったって
それは気にもとめずに
これからどんだけ歩いたら 心が少しは熱を帯びるの
そうしたら隣に君がいて欲しいな
温かい肉まんより 君の作ったチョコの方が
今の僕に必要だと思うんだ どうだろう
君といればだいぶ温かいと思うんだ
温かいコートより 君の作ったマフラーの方が
なんか温かく感じるんだけど 感じるから
僕の心はだいぶ温かくなったはずだ
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