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Dream of dream・・・
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作詞 atk |
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この世界が 誰かの夢だったら
その人が起きれば 僕は消える
その人もまた 誰かの夢だとしたら
その人が起きれば 彼は消える
彼の夢の主人公 それは僕と君
冬になり 雪が舞い降りた
吐息は白く揺れ 景色は銀に輝き
僕は転び 君は笑った
僕が怒っても 車椅子の君は笑う
「そんな君が好き」そんな言葉はとても言えない
それでも 今はただ幸せだった
「このまま仲良くいられるかな」
この世界が 誰かの夢だったら
その人が起きれば 僕は消える
どうかぐっすり眠っていてほしい
冬の終わる頃 雪は溶け始め
景色は変わったが 吐息はまだ白い
僕が下を 君が上を
一緒に作った 雪だるまは無かった
「さみしいね」君がそう漏らす
頭に浮かんだ言葉はあまりにも恥ずかしかった
「僕がいるよ」そんな言葉はとても言えない
それでも 今はただ幸せだった
「いつかは言えるのかな」
この世界が 誰かの夢だったら
その人が起きれば 僕は消える
どうかぐっすり眠っていてほしい
春の始まる頃 僕は病院にいた
そこに君が寝ていて 吐息は白くない
僕が転んでも 君は笑わない
君の体はあの冬のように 白く冷たかった
「そんな君が好き」そんな言葉はもはや言えない
この世界が 誰かの夢だったら
その人が起きれば 僕は消える
「ねぇ、起きてよ」精一杯 君に叫んだ
「ねぇ、起きてよ」精一杯 彼に叫んだ
この世界が 誰かの夢だったら
その人が起きれば 僕は消える・・・
気がつくと そこは雪の道
僕はそこで転んでて 長靴の君は笑ってて
どうやら随分眠ってたらしい
この世界が 誰かの夢だったら
その人が起きれば 僕は消える
その人もまた 誰かの夢だとしたら
その人が起きれば 彼は消える
「君が好き」僕が恥ずかしそうに言うと
君は恥ずかしそうに笑った
君は僕の隣に転んだ
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