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―\―\終わらぬ戦いの果てに―\―\
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作詞 和龍 白都 |
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限りなく続く青空の元
戦争は私の全てを奪ってしまいました。
海に入っても冷たさを感じる事は無くて
燃える炎に火傷を負っても熱さも感じない
それは――・・・
私は知っていたのでございます・・・
死に動かなくなった人間の本当の冷たさ
焼け焦げる人間の出す炎の本当の熱さ
流行病は私を蝕むだろうか?
生きている心地がしないのよ。
葬式もなにもできないまま瓦礫の下の死人は
なにを想っていらっしゃるのかしら。
戦争の雨は私にも降り注ぎました。
母は腕・父は脚・兄は眼球・妹は両手
青い空には雲と戦闘機の影
なにも見えない。全てが赤く染まる。
私にはなにも見えない・・・
なぜなら頭を亡くしてしまったから・・・
戦争という終わりなきもの
青い空の宿命
全てを失った私に・・・
未来はありますか?
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