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月下美人[第一部]
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作詞 時幾 |
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赤の消えた死に顔 今はもう冷たい・・・
身体に口付けを短い陽はあなたの灯?
二度とは出会えない2人(なのに)月の綺麗な
この季節が孤独な僕を狂わせる・・・・
立ち止まった<動けないでいる> 僕に
純粋<綺麗>なままの
あなたは一体なんて言うのだろうね・・・
いつからかこんなに 深く愛したのか
いつからか あなただけを 欲する<さがして>
僕の存在を証明してくれた<みつけてくれた>あなたに
祈り<さよなら>の言葉さえも失していた
僕の耳に 流れつく唄は
あなたの生きた言葉<おと>だった
聳え立つ壁の中に 残された僕は
生きることも 死ぬことも 出来ずに
あなたの影を求めている
Ah 悲愴の丘で 僕は一人
あなたの言葉<うた>を口ずさむ
Ah 枯れない涙は 僕の心を
深く深く沈めさせる・・・・
「時間<とき>が癒してくれるものだ」
と人は皆言うけれど
あなたのいないこの現実<とき>に
どうして戻れるでしょう・・・
何も出来ない罪を背負って
死に逝く刻<とき>をただ待つだけ・・・・
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