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あの一言が。。。
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作詞 トシ |
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なぜあの一言がいいだせなかったんだろう。簡単なはずなのに、スグに言えるはずなのに。。。その勇気がなかったぼくは今もずっと後悔している。今まで何回か人を好きになった中であなたは一番輝いて見えた。なのにあの一言がいいだせなかった。。。「好き」というあの一言がなぜ言い出せなかったんだろうか。。。
違う学校に進みあなたとは離れ離れになった。ぼくが好きと知らなかったあなたはなんとも思わなかったのだろうが、ぼくはとても悲しかった。上の学校をねらっていると聞いたぼくは必死で勉強した。今考えるとぼくがものごとにあんなに必死になったのは初めてだった。それほど好きだった。でもダメだった。
もう一度会いたいと思った僕はあなたに電話をかけた。いきなりでビックリしただろうか声が震えながら話しをした。「学校は楽しい?」「新しい友達は?」などとあたりまえな話をしていた。そして僕は「映画を見に行きませんか?」なぜか敬語だった。あなたは「いいよ」と軽く答えてくれた。
そのとき初めて言えたこの一言。。。「好き」
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