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いつかもう一度
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作詞 魔術師 |
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全てが嘘だったなんて
それが嘘なんだろう?
あれから僕らは何もかもを置き去りにして
暗い闇の世界へと旅立った
幼い思いは何処かへいってしまって
幼さが誇る残酷さだけが僕のものになった
後悔するのは僕ではなかったというのに
これで終わりだなんて嘘だろう?
全て嘘だなんて嘘だろう?
終わりが始まるだなんて嘘だろう?
――本当は何もかもが幻だったんだろう?――
何か見つけることができただろうか
この長い長い道のりで
何か見つけることができただろうか
ガラクタだけが散らばったこの道の上で
僕らはお互いの悲しみを分かち合った
そんな日々がもうないなんて嘘だろう?
いつかこの長い長い平行線な道を
振り返ることができたら
見落とした何かを見つけられそうな気がする
僕らはお互いの存在を
認めることができずに、愛というものを憎んだ
そうすることでしか
自分を保つことができないものとなってしまった
何よりも守らなければならなかったのは
僕ではなく 君だけだったというのに
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