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サヨナラ。
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作詞 にしおかかなこ |
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雪が降っていたね 僕ら始まりの日
わざわざ寒い渡り廊下呼び出して
たった一言「好きだ」って
ちょっと憧れてた 手袋一つずつ
つないた手はポケットに
はずかしくて できやしなかったけれど
何か勘違いしてたかなぁ 何もかも知ってるって
無理に微笑んだ眼 もう戻らない時
雪の舞う白い街 目は合わせないで
たった一言「サヨナラ。」と
吐息とともにつぶやく
ずっとずっと一緒にいたかったよ
うん 勝手だってわかってる……
また雪が降るね もう何度目か
大きいマフラー 口まで巻いたけど
寒いままだよ 仕方ないね
君は今頃笑ってるかな 僕のいない場所で
そうだったら まぁいいや
そのためだけの「サヨナラ。」なんだからね
君はもう忘れていいよ 僕が覚えているから
始まりも終わりも せつなさと一緒に
雪の舞う白い街 何も変わらず
たった一言「サヨナラ。」と
自嘲気味につぶやく
もっともっと一緒にいたかったよ
うん 心の奥で思う
ホントに好きだったんだよね?疑ってるわけじゃない
ただ僕はそんな価値もない奴だってコト
雪の舞う白い街 現実だったのかなぁ
たった一言「サヨナラ。」と
つぶやいたあの日は
思ったより傷はない そんなものかもね
たった一言「サヨナラ。」と
つぶやいただけだしね
ずっとずっと一緒にいたかったよ
うん 勝手だってわかってる
じゃあね サヨナラ。
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