|
|
|
夜空の惑星
|
作詞 神谷健太 |
|
冷たい夜風に凭れながら
真夜中に僕の腕を掴んだまま
君はずっと微笑んでいた
窓越しに夜空を見上げていた
君との約束は守れないまま
君はずっと泣き叫んでいた
声など届かないこの場所で
遠くに見える惑星を見上げながら
君はずっと寡黙な人形のまま
月の泣き声は夜空に響いたまま
惑星は輝きながら微笑っている
壊れてしまった君を直したくて
静寂の中で口付け交わしていた
夜空から月の涙が流れて
月は叫び声を僕に届けてくる
僕はずっと魘されていた
遠くに見える安らぎを求めて
夜空の月が呟き続けながら
僕は渦巻いている雲のまま
君の泣き声はここを彷徨ったまま
僕は震えながら待ち続けている
壊れてしまった君を戻したくて
混沌の中で口付け交わしていた
「君は微笑んでいた…」
「僕は魘されていた…」
「君はもう直せない…」
※(惑星=ほし)
※(魘される=うなされる)
|
|
|