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夜と月
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| 作詞 なちょ |
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見た？今日の月すごく綺麗だったよ
あなたに見せたいなって思ったの
新月がちょっとずつ顔を出してあたし
気づいてもらえるくらい輝くには
もうちょっと時間かかるわ
きれいだな きれいだねって
道行く人が指さしては笑う
あたしもあなたと二人歩きながら
月を見上げたいっていつも思ってるわ
満月が欠け始めたときあたし
もうちょっとであなたに逢えなくなるなんて
受け止めるまであなたは待ってくれなかった
新月の日、誰にもあたしは見えないわ
道行く人は空を見もしない
ねぇそんなときでもあたしとふたり
どこに新月が隠れているかあてっこしよう
ただあなただけに見つけてもらえればそれでよかった
叶わない願いを届ける術さえあたしは知らない
神様 かみさま
もしいるならあの人にあたしの涙を届けてください
三日月に腰掛けてみんなおしゃべりするの
ふたりでも何人でもおしゃべりは尽きないわ
あなたとあたしの月はすぐそこよ
いっぱい笑っていっぱいおしゃべりしようよ
三日月のひかりはか細いけど
遠くにいるあなたに届くようあたしはめいっぱい
必死になって知らせるから
あたしの涙に気づいて、あたしを迎えに来て
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