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* 初 恋 の 人 供
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作詞 atio |
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あの日 わたしが家を出ると
君が20メートル先にいて
学校に着くまでの15分
わたしの心臓は破裂しそうでした
学校でのわたしたちは他人同士
用もなければ喋らないし 席だって遠いし
ましては君の笑顔なんて
わたしには到底手に入らないものでした
だけど 一緒にクラスのリーダーになってからの半年は
君のとなりにいることが許された時間
わたしにだけの話もあったし
わたしにだけの笑顔もあった
君が椅子を持ってきてくれたことも
みんなに内緒で先生におごってもらったラーメンも
一生忘れられない思い出です
たった一年前のことなのに
こんなに懐かしいなんて
もう今は手の届かないものだからだね
もしあの日 目の前を歩く君に声かけてれば
わたしたちは もっと違ってた?
こんなに後悔するなら
もっと気持ちを伝えてればよかったのかな
でも わたしたちに「もしも」はないね
なくしてしまってから その大切さに気付いたって遅い
そんな歌があったけど まったくその通りです
なくしてしまった君との時間 もう取り戻せない
日に日に画面がぼやけていくの
そうして思い出は消えていくんだね
寂しい 悲しい 忘れたくないのに
どうでもいい数学の公式や歴史の年号で
記憶が埋まってく
来年卒業したら 君の顔思い出せないかも
意外と家は近いけど
もうきっと 会えないね
会う気がない他人同士の2人は
もうきっと 一生会えないんだね
さよなら 初恋の人
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