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日向のユメ。
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作詞 data |
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日向の椅子を風がなぜる。 揺れて笑う向日葵とキミ。
心から笑うキミを見て これは夢だと気付いたよ。
ふと思い出す幼い記憶。 窓際でうつろげな瞳。
「こっちにおいで」って呼んだのに
キミの瞳(め)には何もうつらない。
いつか日向で見たユメを 何気ない日々のワンシーンに
ちょっとでも近づけるため 窓際のキミを外に誘うよ。
綺麗な琥珀色の瞳。 いつも何かを隠すように
笑顔以外見せないキミを 強い人だと決め付けていた。
まだ小さな再会の約束 「忘れずにまたここで」って
白いリボンで微笑んだ。
今もあの場所にキミは一人。
いつか日向で見たユメを 何気ない日々のワンシーンに
少しでも近づくように 約束の場所に会いに行くよ。
本当に大切なものでさえ 残酷に奪われてゆくから
いっそ心のない人形に なれれば傷つかずにすむのに
また会う約束のために お気に入りの白いリボンを
「貸してあげる」って微笑んで
今もあの場所に一人で待ってる。
いつか日向で見たユメを 何気ない日々のワンシーンに
本当に大切なものを キミに教えてあげるために
このリボンを返そう。 日向の窓辺のキミに。
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