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夢魔
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作詞 ゆぇ-れんれ- |
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抱え込んだ傷 冷たい雨
心に刺さる甘い棘 自分を隠す小さな布
忘れ得ぬ夢 届かぬ思い
小さな決意 愛する貴女へ
気付けば忘れていた此の思い 何処で無くしたのだろう
広げた羽は朱に染まり 流れ行く雲に一粒の涙を託す
癒えない傷を負った旅人 傷を隠す夏の雪
可もなく不可もなく 歩き続ける 先の見えぬ暗き道
仕舞い込んだ悪夢(キズ) 煩い音(ノイズ)
届かずは暖かい心(ヒ)の光 自分を庇う微かな言葉
翼無き鳥 羽ばたけず
形成すもの 脆くも崩れる
冬に咲く向日葵の様な其の強さ 暖かくも儚げで
舞い散る羽は空に映え 過ぎ行く時に瞼を閉ざし堪える
癒えない傷を負った旅人 闇を照らす心(ヒ)の光
終焉を待つ事なく 足を止める 抱え切れぬ見えぬ声
見得ない咎を負った旅人 涙を隠す其の時雨
永遠など無い事を知りつつも
癒えない傷を負った旅人 傷を隠す夏の雪
答を待つ事無く 声を止める 先の見えぬ暗き道
雪は幸に 咎は儚げに
動き出す歯車迎える終焉
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