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キンモクセイ
作詞 憂海
ほんまに好きやったで
でも お前のどこが好きやったんやろ
今でも思い出せへんねん
俺はずっとお前のどこを見てたんやろ?

12の月と 4つの季節を通り越して
短かったお前の髪は伸びて 今はもう肩にかかっててんな
お前とすれ違うときに かすかにキンモクセイの香りがした
それだけで 一人で真っ赤になってんなぁ 
熱がでたんとちゃうかって ワケもわからず焦ってた幼い俺  
 
そんな俺を知らず お前は誰のことを想ってたんやろ
いつも友達と笑いながら歩いててん
そんなお前の横顔 めっさ綺麗やったで・・・

何が俺をあんなに切なくさせたんやろなぁ
振り返ってもわからへんねん
俺はずっとお前だけを好きやったって
こんなにも涙が溢れるのに

秋風が俺の横顔をかすめる
お前が日に日に綺麗になっていくように
あの頃から俺は変われたかなぁ
自信をもってうなずけへんのが 俺を少し惨めにさせたよ

窓を開けると キンモクセイの香りが俺を包んだ
ふと お前の横顔が浮かび よけい切なくなった

まだあの頃の答えはわからへんけど
お前のこと・・・
       ─ほんまにすきやったで。

キンモクセイの香りとともに 夕日に映えるお前の横顔をずっと見つめていたいと思った。

 

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公開日 2004/11/01
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コメント 金木犀が好きで、このような詞を書こうと思いました。
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